一寸光陰
2021.02.01 橋本 愛羅の公式ブログ
きょうは、ばあばの話。
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わたしは両親がいないので
祖父母に育てられて生きてきました。
学生時代、それが普通だと思ってたけど、やっぱり小学生の時はそれでからかわれることもあって
「○○ちゃんちの家に生まれたかった」「△△くんちの子になりたかった」
って、ぽつぽつ呟いては泣いてしまう事もしばしばありました。
その度に、ばあばにすごい失礼なことしちゃったなあって反省して謝ってを繰り返して、ばあばは「よかよ」っていつも笑ってました。💭
その「よかよ」でいつも色んなことを許して貰えていたし、でも悪いことしたらガツンと拳骨されてギャンギャン怒られてました笑
授業参観とか、三者面談とか、運動会とか。親が参加する行事に誰も来てくれないことがとても寂しくてばあばに言ったら、次からは皆勤賞でずっとずっと、どんな行事にも来てくれたばあば。
そんな、温かくて誰よりも「母親」の顔をして育ててくれた婆ちゃん。
私の大好きなばあちゃん。
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ばあばは元々編み物の先生の免許を持っていて、すごく手先が器用です!
聞くところによると、私を産んでくれた母も細かい作業が得意な方だったんですとか!🛸✨
詳しくは全く知らないけれど、じゃあ私も出来るようになりたい!とばあばにせがんでマフラーの編み方を見せてもらったけれど、我が家では珍しい超絶不器用で産まれてきてしまったので、何も習得できませんでした。。。🥴💫
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毎日毎日、幼少期から大人になってからもずっと、おはようのハグとおやすみなさいのハグ。
おかえりなさいのハグとか、お疲れ様のハグをしてくれたばあば。
だから私はすごくハグ魔。💭
すっごく恥ずかしいし、私の性格からしてとても驚かれるんですけど、疲れてしまった日やよく眠れない日は今でもハグしないと落ち着けないです。😳💭💦
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今日、久々にばあばに電話したら
「テレビみとるよ〜〜YouTubeもみとるよ〜〜」
って言って貰えました🤭💙✨
ばあば、インターネットもスマホの操作も苦手なのに、しっかり二回も観てくれてるのすごく、すごく愛しかったです。。。🌸✨
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ばあば、それからじいじ。
二人にまだまだ恩返しできていないのに、一緒に過ごせる時間はもう僅かです。
一つ瞬きをすれば一月が過ぎ、三つ瞬きをすれば半年が過ぎる。
そんな日々の中で、祖父母に会いたい気持ちは募るばかり。
前の職で、人の生命がどれほど大事で、どれほど尊くて、どれほど儚いものか沢山勉強してきたからこそ、たくさんみて来たからこそ。
とあるお家のお客様とお話をしていた時こんな言葉を頂きました。
「昨日まですごく元気だったんです。そして今日はいつもみたいに笑って眠りにつきました。明日があるって、無意識に思ってた自分がすごく悔しい」
「だから橋本さんも、悔いがないように、今日が最後、今日が最後って思いながら毎日生きてください」
と。誰がどこまで生きれるかなんて分からないからこそ、私は毎日素直な気持ちを口にして生きているんですが。✍️💭
それはさておき、このLINEが、この電話の声が、最後になるかもなあと縁起でもないこと考えながらばあばからの連絡を噛み締めて、たまには顔も出してあげたいなぁとか考えちゃいます🤭🪐💫
優しくて、可愛くて、強くて。
どんな時も「母親」の顔をしてくれたばあちゃん。
限られた歳月の中、後どれほどのことをしてあげられるんだろう。
まさに 一寸の光陰軽んずべからず の気持ち✊💙✨
もしこれを読む方がいらっしゃれば、貴方様も自分の大事な人にはしっかり感謝の気持ちを伝えてくださいね。🛸✨
延ばして、延ばして、結局行き場がないままの言葉は勿体無いな〜〜と感じてしまう故なんですがね☺️
──── 一寸光陰 ───
意味 : ごくわずかな時間のこと。ほんのわずかな時間も無駄にしてはいけないという戒めの語。
読み : いっすんのこういん