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きっとこれを送ってくれたのは 私がずっと探していた母

2021.05.26 橋本 愛羅の公式ブログ

今日の稽古が終わって食堂に行くと

「あいらちゃん荷物届いてるよ〜」

とお声かけを頂きました。

「何にも頼んでないはずなのになあ?」と思って見てみると、我々のファンレター宛の住所。

一度もお知らせしたことが無いのに、不思議だなあ、とか

「ファンの人からじゃない?」って声に、「いや橋本個人のファンの人とかいるの…?」とかかえしたり

とにかく不思議だなあって。

切手の地名は益々縁のない場所で。

おうちに帰ってなんだろうなあ、ってとりあえず中をあけてみました。

出てきたのは、一枚のDVDと私が死ぬほど大好きなキャラのグッズ。

それから「愛羅武勇」と書かれた少し古めの缶のふでばこ。

嬉しいなあ、本当にファンの人からなのかなあ、と思いながら、次はそのふでばこをあけてみました。

中には

私と弟の名前が書かれた黒猫の紙と、096kのマークに「AIRA」と書かれたレジンのキーホルダー。

そして

本当の本当に小さい頃、私が保育園生の頃に撮った「セーラーヴィーナス」のコスプレプリクラ。

それを見た瞬間わたしは全てを理解して全力で泣きました。

送り主は、私の弟の名前を知っていて

レジンのキーホルダーを作れる程の手先が器用な人

そして何より

私ですらも朧気な記憶の中のプリクラの写真も持っている人。

間違えようもありません。

きっとこれを送ってくれたのは

私がずっと探していた母です。

わたしの、母です。

小さい頃に居なくなってしまった

大事な母です。

なんで、どこで知ったんだろう、どうして私のこと覚えててくれたんだろう

どうしよう、どうしよう

この気持ちどうしよう、どうしたらいい?

と今までの人生で一番喜んで、緊張しています。

もっと沢山、綴りたい気持ちを割愛して。

私は、一番最初の096kお披露目記者会見の時のそれぞれの挨拶の場で

「九州のどこかにいる父と母に見つけてもらいたい」

と沢山のカメラがいる中話しました。

父からはその後、「みたよ」「いつか機会があれば会えるとは思う」と祖母に連絡が来たそうです。

ですが母と繋がる人は誰もおらず、結局「いつか、いつか知ってもらいたい」と今日まで我武者羅に踏ん張ってきました。

そんな中で、誰かが母まで繋げてくれたこと、私の活動を誰かが繋いで繋いで、母にまで届けてくれたこと。

本当に感謝してもしきれません。

全てに、全てに感謝を。

私からの全力の感謝を。

そして私が無くしてしまった縁をまた繋げてくれたこの劇団にも最大限の感謝を。

ありがとう。

今はその言葉につきます。

もし見てくれているのだとしたら

産んでくれて本当にありがとう。

どっちにも親孝行は出来ないけど

立派にここまで育つことが出来ました

辛くてグレたい時もあったけど

二人の娘として恥じぬように

自分なりに真っ当に生きてきました

ありがとう、本当にありがとう。

愛羅より。