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店員さん「その苦しみから解放してあげることは、俺にはできない…っ」

2022.01.28 上 琴絵の公式ブログ

こんばんは、096k熊本歌劇団の上琴絵です

定期公演終わりには必ずコンビニに寄ります

そこで大体コーヒーを買うのですが、このカップの蓋

裏から見たことありますか?

こうです

顔じゃん

しかも結構怒ってる

何がそんなに気に入らないのかってくらい怒ってますね

ここでこの方の怒りの理由を考察してみましょう

このカップの蓋、どのコンビニも大体こう言う感じでストックされていますよね

ここで気がつくこと

蓋が少なくなって補充するときは、前から入れていくことになります

蓋の怒り、わかりました

「今日からお世話になります、蓋番号378913番っす!よろしくたのんます!」

工場から出荷され、新しい地へやってきた378913番

コンビニという未知の土地と新しい仲間に期待をよせ、棚に並びました

棚の奥の方から聞こえてくる重鎮達の声

「どうせすぐ居なくなる」「我らに肩を並べるなど、無理な話だ」

「そんじょそこらの新人と一緒にしてもらっちゃぁ困りますわ!わいはこのコンビニで天下を取るんや!」

重鎮達へ向けて啖呵を切った瞬間

コーヒーを購入した人間に棚の外へ連れ出されてしまいました

「若いの、お前の気持ちはわかる、だがこれが現実なのだよ」

重鎮の声はどこか寂しそうに聞こえた

これですね

確実にこれです

セリフとしてはこう

誰が悪いとかそういうことではなく、世界の法則に対しての怒り…ということですね

ありがとう、蓋さん

そしてごめんね

用が済んだらすぐにゴミ箱行きなのよ