みんな違ってみんないいけど、協調性も大事
2021.09.09 上 琴絵の公式ブログ
こんばんは、096k熊本歌劇団の上琴絵です
これは先日、高森町の甘味処「ふくまめ」さんでいただいた和風ハンバーグプレート
ここで食事や甘味を注文すると、季節のお花や葉っぱを添えてくれます
冬は椿が添えてあったりしたのですが、今回の葉っぱの正体が全くわからん
両親と行って、3人とも同じ葉っぱが乗っていたのですが、3人とも分からず仕舞い
「真ん中に新芽が出てるねぇ。何かわかんけど」という会話をしました
世界には沢山の知らないこと、不思議なことがあって、それに触れられる幸せを感じています
で、結局この葉っぱはなんだったんだろう
今になって、聞き忘れたことを後悔しています
さて、本日9月9日は「重陽の節句(ちょうようのせっく)」
五節句のうちの一つです
陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なることから「重陽の節句」と呼ばれています
重陽の節句は平安時代始めに中国から伝わってきたもので、元々は奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていました
九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていたんですよ
その後、陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となりました
また、9月9日は旧暦では10月中頃
菊が咲く季節であることから「菊の節句」とも呼ばれ、邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり菊の花びらを浮かべた「菊酒」を酌み交わして祝ったりします
本当は菊酒を用意しようとも考えていたんですが、食用菊を用意できませんでした
さらに言うと、一昨日のワクチン接種の副反応で昨日から熱発していたので、お酒はNGですね
五節句は1月7日、3月3日、5月5日、7月7日と9月9日ですが、一番馴染みのないのが今日の「重陽の節句」だと思います
私が初めてこの節句は知ったのは「xxx HOLiC」という漫画です
なんやかんやあって、酒の精を呼び出して菊酒を作るのですが、甕の中の水が一瞬で菊酒になるんです
酒の精、様様です
人間では何日も何ヶ月も、長いと何十年もかけて作るお酒
人智を超えた力があればそれが一瞬で片付くと考えると、人間なんて難儀な生き物ですよね
馬や鹿なんて生まれてすぐに立とうとします
馬の寿命は25から30年です
人間の約3分の1
馬は生まれてから立ち上がるまでは30から90分なんだそう
人間は自力で歩けるようになるまでは1年以上
いや、人間の成長スピード遅くないですか
そりゃあ、たとえ成人しても、「ひよっこ」だとか「青二才」だとか言われますよ
だって成長スピード遅いんですから
ところで「青二才」という言葉、「青」は「未熟」という意味だとして、「二才」は若者の意の「新背(にいせ)」が変化したものらしいですよ
何はともあれ、なかなか物事が解決しなくてイライラしてしまう時でも「まあ人間だしな」みたいな考え方をすれば万事解決ってことですかね