潮干狩りに憧れる
2021.09.18 上 琴絵の公式ブログ
こんばんは、096k熊本歌劇団の上琴絵です
実家には大量のメダカがいます
玄関先はメダカ用の鉢や水槽だらけ
ここで、私の母のちょっとアレな話をします
先日帰省したとき、母は「悪の衝動が…」と言いながら、庭の鉢受けに溜まった水に生み付けられたボウフラたちを、メダカに与えていました
ボウフラをスポイトで1匹ずつ吸い、「動物性タンパク質だよ」とメダカ水槽に投入
ボウフラのことを「動物性タンパク質」と表現する人を初めて見ました
まあ、確かにメダカが我先にと群がってくる様子は、確かに面白かったです
きっとこれから毎年、夏になると母が「悪の衝動」って言い出すんでしょうね
さて、本日は「かいわれ大根の日」
18日は「8」の下に「1」で「かいわれ大根」の形(竹トンボ型)になること、また、この日を制定した会合が行われたのが9月ということから、日本かいわれ協会(現在の日本スプラウト協会)が1986年に制定しました
無農薬の健康野菜である「かいわれ大根」にもっと親しんでもらおうとPRすることを目的としています
もそもも「かいわれ大根」は、大根の発芽直後の芽と茎
「かいわれ」の語源、知っていますか
大根に限らず、カブなどの発芽して双葉が芽生えたものを「かいわり菜」と呼びます
漢字では「貝割り」
これは発芽した双葉が二枚貝の開いた様子に似ていることから、この感じが当てられたそうです
この「かいわり」が「かいわれ」となって、「かいわれ大根」なりました
貝といえば小学生の頃、帰り道に小さな川がありました
ほとんど水路のような
一緒に帰っていた友人と、川の中にキラキラ光るものを発見
目を凝らしてみると、それは貝殻
地元には海がないので、”貝殻拾い“ということがとても特別なことに感じていました
学校の帰り道で、まさかあの貝殻拾いができるなんて夢にも思っていなかったので、友人と2人で意気揚々と川に足を入れました
服も靴もビシャビシャになりながら、拾った貝殻
意気揚々とお家に帰って、祖母に見せました
祖母「これアサリやら」
アサリでした
川にアサリはいないので、多分近所の方が、お味噌汁に入れたアサリの殻をゴミに出さず、水路に捨てたんだと思います
私、気が付かないうちに、他人の家の残飯を漁っていたみたいです
濡れながら必死な思いで取った宝物は、誰かのゴミでした
「誰かにとってはゴミでも、私にとっては宝物」なんて思えればよかったのですが、ゴミはゴミ
悲しい思い出です
というか、水路にアサリの殻捨てます?
祖母に怒られましたが、私、悪くない
でも今思うと、祖母からしたら「他人の家の残飯をお持ち帰りしてきた孫」だった私を叱るのは当然のことですね
おばあちゃん、あの時叱ってありがとう
おかげで、あなたの孫は「他人の家のゴミを宝と呼ぶ少女」という変なレッテルを貼られずに済みましたよ