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隣国から伝ってきたとも言われている

2022.02.04 上 琴絵の公式ブログ

こんばんは、096k熊本歌劇団の上琴絵です

いよいよ北京オリンピック開幕ですね

東京オリンピックの開会式も、同じように定期公演の帰りのバスで観ていました

時が経つのは早いなと思ったのですが、東京オリンピック2020は実際の開催年は2021だったのでつい最近でしたね

こうやって、厳戒態勢の中だったとしても無事に国際大会が開かれることは嬉しいことですね

ところで、日頃から聞き間違いが多い人っていますよね

それ、私です

そういう人種なんだと思って諦めているのですが、今日は右耳と左耳がそれぞれ拾った言葉がミックスされるという現象が起こりました

「でんでん太鼓の金メダリスト」

でんでん太鼓で金メダルって凄そうですね

一体どのような競技なのか考えてみましょう

まず「でんでん太鼓」

みなさんはこれを思い浮かべるでしょう

でんでん太鼓の起源は宮中雅楽のふりづつみという楽器

でんでん太鼓は楽器としてはあまり扱われず、子どもをあやすためのおもちゃとして用いられます

太鼓の叩く部分から柄の部分まですべてが丸、円で造られており「尖らず穏やかで裏表のない性格に育ちますように」という願いが込められているんだそう

ですが、今日紹介する競技としての「でんでん太鼓」はこのおもちゃは一切関係ありません

まず「でんでん太鼓」は漢字で書くとこう

「天田太鼓」

意味としては「天候を操り田畑を太らせ民を鼓舞するもの」

「天田太鼓」はもともとは競うものではなく、干ばつや飢饉に苦しむ村々を渡り歩き、雨を降らせて周る祈祷師や巫女たちのことです

「天田太鼓」たちは一定の場所に長く滞在することはなく、より多くの民を救うべく日本各地を巡っていました

現在競技として行われている「でんでん太鼓」は「天田太鼓」が訪れた村の人々が見よう見まねで始めた踊りが起源となっています

現在は世界中で行われるようになった「天田太鼓」

「世界でんでん太鼓保存会」が4年に一回開催している「でんでん太五輪」が有名です

各国から代表者が集まり、その技術を競います

大会では代表者たちが一斉に踊り出し、一番長く踊り続けられた者が優勝となります

これまでの大会での最長記録は、第18回大会の26時間40分

丸1日以上踊り続けたことになりますね

このことから、世界一過酷なダンス大会といわれています

「でんでん太鼓の金メダリスト」には副賞として4年分のお米が贈呈されることにもなっているんですよ

まあ、嘘なんですけどね