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まだ錆びた針は一本もない

2021.12.08 上 琴絵の公式ブログ

こんばんは、096k熊本歌劇団の上琴絵です

続「Rail936project」の旅レポ的な何か

熊本市「桜町バスターミナル」から「ひのくに号」に乗車し「高速基山」で下車

「インターチェンジ」がひらがなで表示されるのが可愛くてたまらない

さて「高速基山」は高速SAにあるバス停です

正直迷子になるかと不安でしたが、案外何とかなりました

そこから徒歩で一番近い「けやき台駅」まで行き「JR鹿児島本線」で「基山駅」まで

お目当ての「甘木鉄道」で終点「甘木駅」へ

この終着駅の、どこまでも続くように思えていた線路の先が見えたときのちょっとした寂しさと、大きな感動

これはこの感覚がとても好きです

あと、一両編成というのがローカル感あって良いですよね

今の時期はクリスマストレインも走っていて、ピンクの車体が可愛いのなんの

甘木駅に到着して驚いたことが一つ

“日曜日、窓口やってない”

え、スタンプもらえないんじゃない?とかなり焦ったのですが、窓口前にスタンプだけ置いてありました

自分で勝手に押していくスタイル

本当は鉄印もいただきたかったのですが、鉄印は窓口じゃないといただけないみたいでした

ちょっと残念ですが、また来ればいいんですもんね

甘木駅は思ったより近かったので、また来れそうな予感

列車の旅レポ今日はここまで

さて、本日12月8日は「針供養(はりくよう)」

針供養は、毎年2月8日または12月8日に縫い針を供養するという行事です

一般的には2月8日ですが、関西地方や九州地方では12月8日が一般的

しかしそのほかにも、地域や神社やお寺さんによって、日付が違うところもあるんだとか

この日は裁縫を休んで、古い錆びた針や折れた針など使えなくなった縫い針を集めて社寺に納めたり、豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺したりして供養をします

2月8日は「御事始め」の日であり、農作業や裁縫は休み、それから一年の作業が始まり、12月8日は「御事納め」の日で、農作業など一年の作業が終わる時期であることからこの日が「針供養の日」になったと言われています

針をこんにゃくに刺す想像をしてみてください

最初は弾力がありますが、一度刺さってしまえはスムーズ

気持ちよさそう

お花をオアシスに刺すときの爽快感と同じものを感じます

ではお豆腐に刺す想像もしてみましょう

こんにゃくとはまた違った気持ちよさ

スタートから何の抵抗もなくスッと入っていく感覚です

木綿か絹かでも違ってくると思います

私は木綿派

あの滑らかな純白の大地に、銀の印をつけていく、想像しただけでテンションが上がります

ただ一つ、気をつけなければならないのは、針をしっかり先端までお豆腐の中に入れたとします

そのお豆腐を冷蔵庫に戻します

誤ってたべます

針千本です

ジ・エンド

絶対に、針を刺したお豆腐を冷蔵庫に戻したり、リビングの机の上にお醤油と共に置いておいたりしないでください

絶対にですよ

絶対ダメですからね

絶対の絶対ですよ

さて、私はお豆腐でも食べようかなっと