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  • こんばんは、096k熊本歌劇団の上琴絵です

    今日は「鬼滅の刃 無限列車編」地上波初放送でした

    映画公開当初、アクション講師の方に「いちぶの隙もない構え」を見せてみると「現実とアニメを一緒にするな」と笑われました

    さて、本日9月25日は「彼岸」真っ只中

    「彼岸」とは、日本の「雑節」の一つで3月の「春の彼岸」と9月の「秋の彼岸」があります

    彼岸は、二十四節気の「春分」と「秋分」を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間のことを指します

    彼岸の最初の日を「彼岸入り」、最後の日を「彼岸明け」などと呼んだりしており、明日は「彼岸明け」

    いよいよ秋も本格化してきますね

    高森町はもう気温が低いので、すでに彼岸花が見頃を過ぎようとしています

    「彼岸花」は、秋の彼岸の頃に開花することにちなんだ名前です

    根から花まで全てに毒があり、特に毒性が強いのは球根

    この植物を食べた後には「彼岸」=「あの世(死)」しかない、ということに由来するという説もあるんだとか

    彼岸花には別名は1000種類以上あるとも言われており、一番有名なのは「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」

    他にも死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、痺れ花(シビレバナ)、葉見ず花見ず(ハミズハナミズ)といった、怖い呼び名もあるんですよ

    その中でも「葉見ず花見ず」という名前は少し特殊です

    彼岸花は球根から花が出て、その花が枯れた後に葉が成長します

    そのため葉がない状態で花が咲いています

    花と葉を同時に見ることができない事から「葉見ず花見ず」と言われ、昔の人は恐れていたんですって

    私としては怖いと思うより、悲しい花だなと思ってしまいます

    花や葉は、お互いを認識すらしていない可能性もあるわけで

    同じ存在のはずなのに一生まみえることなく、存在を感じることもできない

    でもそれで、人間に勝手に悲しいなと思われていること自体が、もしかしたら彼岸花からしたら迷惑かもしれないなと思うわけです

    人の感情というものは、いつでも人間中心で自分勝手です

    わかっていても、やめられないんですよね

    ちなみに、私の“わかっていてもやめられない”ことは「二度寝」