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  • こんばんは、096k熊本歌劇団の上琴絵です

    玄関に、土嚢

    初体験です

    一時は家の中に水が入ったりと大変でしたが、096区はメンバーやスタッフさん、全員合わせると大所帯なので諸々の作業スピードが速いんです

    男性スタッフさんも社長含め総出で泥の掻き出し

    こうやって、立場なんて関係なくみんなで力を合わせてと言うところが慕われる所以ですね

    スタッフの皆さん、いつもありがとうございます

    さて、本日8月13日は「月遅れ盆迎え火」

    もともとお盆の迎え火は旧暦7月13日ですが、明治の改暦後は、多くの地域で月遅れの8月13日に行われます

    一般的には7月13日または8月13日の夕刻に、先祖の霊を迎え入れるため野火をたきます

    地域によっては御招霊など大掛かりなものもあり、年中行事として定着したのは江戸時代なんだそう

    盆飾りの盆提灯は、迎え火が形を変えた物で、これも同じく先祖の霊を迎え入れるための目印で、先祖の霊が滞在しているしるしでもあります

     「お盆」の由来には、西暦606年から記録されている「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という仏教行事が関係しています

     「盂蘭盆会」とは、お釈迦様の弟子のひとり、目連尊者(もくれんそんじゃ)が、亡き母が地獄に落ちていることを知り、その御霊を供養したことに由来した精霊を祀る行事です

     そして、日本は古来より八百万の神を崇拝する神道の思想がベースで、先祖の霊を祀る「祖霊信仰」があります

    今では「祖霊信仰」と「盂蘭盆会」が一緒になり「お盆」となりました

    盆飾りにはきゅうりを「馬」、なすを「牛」に見立てて作るお供物を「精霊馬(しょうりょううま)」と言うものがありますが、先祖の霊はこの「精霊馬」に乗ってこの世に戻り、あの世に帰っていくと考えられていています

    早く走れる「馬」が迎えに行き、ゆったり歩く「牛」が送っていきますが、きゅうりとナスの理由は、お盆の時期に全国で手に入りやすい夏野菜で、入手するのが簡単だったためなんだそう

    また「夏野菜を収穫した報告も兼ねて」という意味もあるという説もあります

    精霊馬は地域によって少しづつ違い、沖縄ではキュウリとナスではなく、サトウキビを“あの世に帰るときに使う杖”に見立ててお供えするところもあるんだそう

    精霊馬、作ったことないんですよね

    何でだろうかと気になって調べてみたのですが、精霊馬自体、西日本より東日本の方が盛んなんですって

    さらに浄土真宗だと、故人は亡くなった瞬間から成仏して極楽浄土へ導かれ、仏様になると考えられているので、お盆にご先祖様をお迎えする風習自体がないんだそう

    母方は確か浄土真宗だったのでそうなんでしょうね

    でもお盆、やってました

    灯籠も出してた気がするし、おまつりもやってた

    これは宗派関係なく神様を祀ってるからでしょうか

    宗教の自由とは言いますが、そう考えると自由すぎですね

    私自身は無宗教だし、年中行事をなんらかのイベントのように思ってしまう節があるのですが、100年後、200年後も同じ行事が執り行われるんだろうなと思うと、人間は全て歴史の一部だなと思うわけです

    ところで今年のお盆はは13日の金曜日

    チェーンソーを持った某男性はきっと大パニックなんでしょうね