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こんばんは、096k熊本歌劇団の上琴絵です
自販機に、ココアが仲間入りしました
専門学生の時、バイト帰りの深夜1時ごろ、自販機で毎日自分へのご褒美を買っていました
コーンスープか、おしるこか、ココア
その日の気分で選んでいたのですがココアの比率が多かったです
この缶の量が良いんですよね
缶ココアを飲むと、なんだか10代の頃の私に戻ったように感じます
博多で過ごしたあの2年、色々と思い出すこともあるので、そんな話もまたいつか
さて、本日10月28日は「豆花(とうふぁ)記念日」
「トウ(10)ファ(28)」(豆花)と読む語呂合わせから、株式会社aito&Co.が制定しました
同社が運営するコーヒーショップ「THE CUPS」で台湾の伝統的なスイーツの「豆花」を提供して、全国に広く浸透させることを目的としています
数年前、香港旅行に行った時に豆花をいただいたことがあります
豆花は、大豆から得られた豆乳を硫酸カルシウムなどの凝固剤で凝固、成形したもので、豆腐よりも柔軟なゼリー状の食べ物
黒砂糖や黒蜜、シロップなどが使われる甘い豆花、塩辛い豆花、辛い豆花の三種類の食べ方がありますが、伝統的に、甘い食べ方は華南地方、香港、台湾に、塩辛い食べ方は中国北部に、辛い食べ方は中国西南地方に分布しているそうです
「豆花」とても可愛い字面ですが、「豆腐脳(どうふなお)」、豆腐花(どうふほわ)などとも呼ばれています
「豆腐花」はいいとして、「豆腐脳」はすっごい悪口みたいですね
そういえば、京都、関西を中心に活動する「狂言大蔵流」の名門、江戸時代から続く茂山千五郎家(しげやま せんごろうけ)は「お豆腐主義」なんだそう
明治時代、10世千五郎(後の2世千作)である正重は、親しみやすい狂言を目指し、どのような小さな集会にでも気軽に馳せ参じて低料金で狂言を演じました
当時、食卓にのることが一番多いおかずが豆腐だったことから、「茂山の狂言は特別な芸能文化ではなく、どこの家の食卓にも上がる豆腐のような安い奴らや」という意味の悪口を言われたことから、茂山家は「お豆腐主義」を家訓としたんだそう
なんというか、マイナスをプラスに変える天才ですね
たとえ始まりは悪口だったとしても、家訓にしてしまう大胆さ
そして一般庶民への優しさ
こういうの良いですね
ということは、「豆腐脳」は「どこの家の食卓にも上がる豆腐のような考え方しかできない脳」という意味なので、やっぱりただの悪口ですね
きっと一生使うことはないと思います
でも「豆腐脳」は美味しいですよ
「豆腐脳は美味しい」え、これも悪口っぽい
「あの人は豆腐脳だから私には都合が良い」みたいな
こわいこわいこわいこわい
悪口のオンパレードすぎて怖い
何を書いても怖いし、私の性格歪んでるっぽくなってるじゃないですか
えっと、わたしはビビリの豆腐脳なので、あの、怖くないですよ、よろしくお願いします